2020年02月03日

パテック・フィリップ「スタイリッシュ」

こんにちは。

今回のご紹介は最高峰パテック・フィリップから。




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これまでご紹介してきたレディースのパテック・フィリップの中では最大級のものです。
直径が28oありますので、一般的にはボーイズといわれるサイズになります。

アンティークウォッチは小さくて時間が見づらいという方でも
こちらであれば実用性も十分満たしていますね。




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もちろんこちらの時計が魅力的なのは実用性だけには留まらず、そのデザインの美しさも一級品です。

最大の特徴はベルトを取り付けるためのラグが見えないこと。
時計本体から無駄な空間もなくそのままベルトがつながっています。
究極のシンプルさですが、実際にはなかなか見ることのない希少な形状でもあります。




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その仕組みはというと・・・こちらが時計の裏側部分です。
本体中央部にラグがあり、ベルトに切り込みを入れて装着する構造になっています。




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サイド部分から見るとよりわかりやすいですが、ケース外周に近い部分にスロープを付け、
そこにラグを付けることで、ケースの厚みの範囲内ですっきりと収まっているわけです。

このような1点のラグに切り込みベルトを組み合わせた構造の時計は
他にもいろいろあるのですが、多くはラグがケース外周から突出しているデザインで
接続部を含めベルト全体が見えるスタイルが主流です。




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この時計のユニークさは、取り付け方の違いを見せるのではなくその部分自体を見せないことで
1本のベルトの上に時計が載せてあるだけのような不思議な雰囲気を醸し出している点にあります。




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そのためには技術的な裏付けもしっかりあって、通常このタイプはビスを使って留めるものですが、
パテックは18Kの特製の嵌め込み型ピンを用い、ピンが完全にベルト内部に収納されるようにしています。
ベルト側面からビスが出ないことで、突出部分が腕に当たることもなく心地よく着用できるのです。


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極めてシンプルなのに個性的。という面白さは、他にもいろいろな要素に影響を受けています。
ベゼル部分もその一つです。正面から見てもわかりにくいですが斜めから見てみると、
1/3位がダイヤル側に、残り2/3位が外側に向けたスロープになっていて、
ダイヤル側にはインデックス替わりの切り込みが入っています。
これによりダイヤルはインデックスもレールウェイもないプレーンさを追求した仕上がりに。




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外周部には細かいエッジが刻まれており、単に艶あり、艶消しといった言葉では表せない
独特な光の動きを楽しむことができるのです。




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一見普通に見えるシンプルさの中で、
誰にもまねができないクォリティとオリジナリティを表現しています。
このスタイリッシュさこそパテック・フィリップの真骨頂と言えます。

本物に接したときにだけ味わえる感動をぜひご堪能ください。











by M.A.


D5592
パテック・フィリップ
1964年
18KYG
1,000,000円+税





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