2019年01月28日

PATEK PHILIPPE in Caracas 1963

こんにちは!


本日もパテック・フィリップの時計をご紹介します。


D5382 01F1.jpg

D5382
18KG/1963年製 ¥1,300,000(税抜)


先日ご紹介したのはイエローゴールドで革ベルトが付いたモデルでしたが、
本日ご紹介するこちらはホワイトゴールドでブレスレットタイプ。
デザインは対照的ですが、
こちらもパテックの良さを存分に堪能できる1本です。


D5382 03D1.jpg

とてもシンプルなシリンダー型のケースに
数字も無駄な装飾の無いバーインデックス。

ダイヤモンドも入っておらず、
至ってシンプルなデザインですが
ブレスレットの立体的な仕上げが
華を添えてくれています。


そのブレスレットのアップがこちら↙

D5382 06BR1.jpg

ブロックが連なったようなデザイン。
決して派手な仕上げではありませんが、
四角一つ一つの陰影が
平面のブレスレットにはない存在感を放っています。


D5382 04D2.jpg
清潔感がありシャープな雰囲気のブレスと
丸みのある風防が絶妙なバランス

品がありながら個性的!
オーソドックスなだけではない、
ひとひねりあるデザインに仕上がっています。


ちなみにさらにアップにしてみると…

D5382 07BR2.jpg

うっすらと、
ブレスのコマのつなぎ目が見えませんか?

ブレス自体は小さめのコマを繋いだ構造で
表面に切子グラスのような仕上げが施されているのです。

その一つの四角は
一辺が1oにも満たないとても細かいもの。
その工程を考えると、気が遠くなりそうです!



D5382 08H1.jpg

一見シンプルですが、構造を一度知ってしまうと
この美しさのために
手間暇をかけた仕上げを施しているのだなと、
その贅沢さを実感できます。



そして、文字盤を見て気になっていた方もいらっしゃるかもしれませんが
こちらはWネームの時計です

D5382 02F2.jpg

文字盤下部に書かれている“SERPICO Y LAINO”は
ベネズエラ、カラカスで1925年に創業した高級時計宝飾店です。

南米というとあまり想像しにくいかもしれませんが、
ベネズエラは1920年代に石油産業が誕生して以降
1939年には都市開発が始まり、
この時計が作られた頃には
途上国の中でも最高水準の都市化が進んでいました。


その中でも代表的なものは、
首都であるカラカスにあるベネズエラ中央大学を中心とした学園都市で、
「モダニズムの傑作」とも呼ばれ、
2000年ユネスコの世界文化遺産に登録されています。


650x_47731588.jpg


建築家のカルロス・ラウール・ビリャヌエバなどの
前衛芸術家により設計された近代的な計画都市から、
その文化レベルの高さをうかがい知ることができます。


650x_47759790hall.jpg


650x_47731606 glass.jpg

建築とアートの調和を目指して1940年から始まったプロジェクトだそう。
これは行ってみたくなりますね…


話が少し逸れました💦
けれどカラカスの時代背景を考えると、
このブレスレットのモダンさにもとても納得ができます!

そして時計はモダニズムが花開いた時代の南米の都市から
縁あって現代の日本へ…
ロマンを感じます

一つのアンティークウォッチを手にしたことをきっかけに
南米へ旅行、なんていうのも
アンティークの素敵な楽しみ方になりそうです

ぜひぜひ、店頭で実物を見てイマジネーションをさらに広げてみて下さい。


M.S



インスタグラム始めました!
https://www.instagram.com/shellman_isetan/


お問合せ:TEL03-6273-2335 
10:30−20:00
シェルマン伊勢丹新宿店本館
3階中央エスカレーター上り側すぐ横


ROLEX(ロレックス)OMEGA(オメガ)など
アンティークウォッチはホームページからもお求めいただけます


シェルマンオンラインショップはこちらから
posted by Shellman ISETAN staff blog at 12:00| ANOTHER ANTIQUE WATCH | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする